履歴書、職歴欄のアルバイト・フリーター・パート・掛け持ちバイト経歴の書き方のポイント紹介!

転職活動において、アルバイト歴を履歴書の職歴欄に記入するかどうかについて迷っている方は多いです。掛け持ちバイト、フリーター、パートタイム、学生バイト、それぞれのアルバイト経験を職歴欄に含めるメリットがあります。
アルバイト経験を履歴書に記入することは、転職活動において有益であり、あなたの多様な経歴とスキルを示す手段として活用できます。履歴書・職歴欄の書き方のポイントをそれぞれまとめました。

履歴書・職歴欄にアルバイトの経歴を書いても良いの?

転職活動において、アルバイト歴を履歴書の職歴欄に記入するかどうかについて迷っている方は多いです。掛け持ちバイト、フリーター、パートタイム、学生バイト、それぞれのアルバイト経験を職歴欄に含めるメリットがあります。
アルバイト経験を履歴書に記入することは、転職活動において有益であり、あなたの多様な経歴とスキルを示す手段として活用できます。履歴書・職歴欄の書き方のポイントをそれぞれまとめました。

履歴書・職歴欄にアルバイトの経歴を書いても良いの?

結論から言えば、アルバイト歴を履歴書の職歴欄に記入することは問題ありません。アルバイトもしっかりとした職歴です。

一部の求職者は、アルバイトの職歴を記入したくないと感じることがありますが、未記入による空白期間が誤解を招く可能性があるため、特別な理由がない限り、アルバイト経験を記入することをお勧めします。

履歴書や職務経歴書において、空欄がある状態で提出するのは一般的にマナー違反とされています。職歴欄も例外ではありません。空欄のまま提出すると、書類不備と見なされ、選考の対象外とされるリスクがあります。また、基本的なマナーが無いという印象を与えかねません。

アルバイトの経験しかない場合でも、記入方法や書き方に気を付けることで、良い印象を与えることができます。具体的な業務内容やスキル、成果に焦点を当て、自分の価値を明確に伝えることが大切です。アルバイト歴を適切にアピールすれば、履歴書はプラスの印象を与え、転職活動において有効なツールとなります。

アルバイト経歴の履歴書・職歴欄での書き方

アルバイト経歴を履歴書・職歴欄に記入する際の基本的な書き方について説明します。アルバイト経歴の詳細を記入する際のポイントを見ていきましょう。

◆企業名・部署・職種を正式名称で記入
アルバイト経験を記入する際、勤務していた企業名、部署、職種は正式な名称で記入しましょう。たとえば、株式会社を(株)などと省略せず、正確な名称で記入します。
 また、勤務先の店舗名も自身の記憶に頼って書くのではなく、正式名称を確認してから記入することが大切です。

◆アルバイト・パートであることを明記
勤務先の情報の隣に、アルバイトまたはパートとして勤務していたことを明記します。
この記入がないと、採用担当者には正社員としての勤務と誤解される可能性があります。何故かというと、記入がなければ「正社員で働いていた」と捉えるのが一般的だからです。記入が漏れていた場合、経歴詐称に意図的ではないにしろなってしまいますので、記入漏れがないように気を付けましょう。

◆入社・在籍中・退職を記入
職歴欄から採用担当者が知りたいのは、アルバイトの就業期間と、いつから働き始めることができるかです。したがって、入社年月と退職年月に加え、現在の状況も明記しましょう。
アルバイトを現在も続けている場合、該当のアルバイトの行に「在籍中」または「現在に至る」と記入します。既に退職している場合、退職年月を記入し、次の行に「以上」と右寄せで記入し、最終職歴であることを示します。


◆業務内容は簡潔に記入
アルバイトで得たスキルや成果を強調したい場合は、具体的な業務例や主な職務内容を挙げることで、採用担当者にわかりやすく伝えることができます。たとえば、コミュニケーションスキル、チームワーク、問題解決能力など、求められるスキルとの関連性を示しましょう。また、成果や実績を具体的に示すことで、自身の価値を証明できます。
学歴・職歴欄に余裕がある場合、業務内容の記入を検討しましょう。それにより、アルバイト経験をより魅力的にアピールできます。

この基本的なポイントに従って、アルバイト経歴を明確に履歴書に記入することが大切です。

アルバイト経歴の履歴書・職歴欄での記入ポイント

アルバイトという雇用形態を引け目に感じて、職歴欄に記入することにためらいを感じるでしょう。しかし、適切なポイントを押さえれば、アルバイトの経歴も好印象につながる場合があります。以下は、アルバイト経験を履歴書・職歴欄に記入する際のポイントです。

◆3カ月以上勤務したアルバイトを記入
短期間のアルバイト経験は、仕事が続かない印象を与える可能性があります。複数のアルバイトを短期間で転々としている場合は、記入しない方が無難です。アルバイト経験を記入する際は、3カ月以上勤務した経験を重点的に選びましょう。3カ月以上勤務したアルバイトは、採用担当者に後ろ向きにとらえられる可能性が低いです。

◆応募先に関連性のあるアルバイトを強調
アルバイトの職歴であっても、応募先の業務に関連性がある経験は強調しましょう。採用担当者は、貢献度の高い候補者や即戦力となる候補者を求めています。アルバイト経験が応募先の業務に関連性がある場合、それをアピールポイントとして伝えることが大切です。

◆キャリアアップを意識
アルバイト経験を通じて、キャリアアップを意識していることをアピールしましょう。正社員を目指す場合、アルバイト経験を通じて得たスキルや成長を強調し、将来的なキャリアに対する意欲を示すことはプラスとされます。

アルバイト経験を履歴書に記入する際は、応募先に適した経験を選んで記入することが大切です。選んだ経験を具体的に説明し、自身の価値を伝えることで、アルバイトの経歴もプラスの要素として活かせます。

履歴書・職歴欄のアルバイト歴 【フリーター】

【フリーター】の履歴書・職歴欄の書き方をみていきましょう。

◆職歴が多い場合

【職歴が多い場合 画像挿入】

アルバイト経験が多数ある場合、1行に全ての入社・退職をまとめて記入するのは難しいことがあります。

その場合、履歴書では特に重要なアルバイト経験や応募先と関連性の高い経験を選んで記入しましょう。これにより、採用担当者にアピールすることが出来ます。
また、直近のアルバイト経験や最も関連性の高い経験を強調しましょう。これにより、最新のスキルや成果をアピールできます。

履歴書では簡潔にアルバイト経験を記入し、詳細な補足説明や業務内容については職務経歴書で補いましょう。職務経歴書では詳細に業務内容や成果を説明することがおすすめです。
職務経歴書ではアルバイト経験を整理し、経験が多数ある場合でも読みやすくまとめるように心がけましょう。項目や箇条書きを使って情報を整理します。


アルバイト経験が多数ある場合でも、適切に選んで記入し、補足説明を職務経歴書で補う事で、アルバイト経験を効果的にアピールできます。求職者自身がどの経験が最も重要であるかを考え、それを伝えることが成功への近道です。

◆複数の短期バイトを書く場合

【つなぎの短期バイトを書く場合 画像挿入】

初めに履歴書に記入するのは3カ月以上のアルバイトと書きましたが、短期バイトを転々としているフリーターの方は上記の方法でまとめて記入することができます。

アルバイト経験を記入する際に、空白期間がないことを示すために、短期バイトをまとめて記入する方法を選ぶことで、詳細な情報をすべて列挙するのではなく、関連性や空白期間のないことを強調することがポイントです。

フリーターから正社員への転職を成功させるために、応募時には自身のスキルや経験を最大限に活かす方法を考えることが重要です。

履歴書・職歴欄のアルバイト歴 【パート・学生バイト】

次に【パート・学生バイト】の履歴書・職歴欄の書き方をみていきましょう。

◆パートから正社員を目指す場合

【パートから正社員を目指す場合 画像挿入】

パートから正社員への転職を目指す際には、上記のように履歴書・職歴欄に記入することがおすすめです。

パートでの職歴もアルバイトと同様に「パートタイム」と雇用形態を正確に記入しましょう。

また、正社員からの退職理由は、通常「一身上の都合により退職」と記入しますが、出産・介護など特別な理由がある場合は、その理由を併記することがおすすめです。これにより、採用担当者に対して理解を得やすくなります。
正直な退職理由を記入することは、採用担当者に対して誠実さを示す一つの方法です。


◆別のバイトに応募する学生の場合

業務内容をできる限りわかりやすく記入することは、履歴書を通じて自分のスキルや経験を効果的にアピールするために重要な要素です。関連性が高い職種への応募の場合、前職での経験やスキルを活かす方法を考え、それを明確に伝えることが大切です。自己PR欄にもアピールポイントを記入して、採用担当者に自身の価値を伝える手助けとしましょう。

なお、新卒のエントリーシートや履歴書においては、学生時代のアルバイト歴を記入する必要は一般的にはありません。職歴欄は社会人の就業状況を記入するためのものとされています。学生時代のアルバイト経験を強調したい場合は、自己PR欄や面接など別の機会を活用して伝えましょう。

履歴書・職歴欄のアルバイト歴 【掛け持ちバイト】

最後に【掛け持ちバイト】の履歴書・職歴欄の書き方をご紹介しましょう。

◆過去にダブルワークをしていた場合

【過去にダブルワークをしていた場合 画像挿入】

アルバイトを掛け持ちして働いていた場合、その経験を履歴書・職歴欄に記入する際には、上記の方法で記入します。

各アルバイト先ごとに入社・退職をまとめて記入し、それぞれの期間や勤務内容を記入します。それ以外にも、アルバイトの入社・退職日を時系列順に記入し、それぞれの期間や勤務内容を記入する方法もあります。この方法は、経歴を時間軸で追いたい場合に適しています。また、入社・退職を1行にまとめて記入し、期間や勤務内容を簡潔に記入する。この方法では、複数のアルバイト経験を簡潔にまとめたい場合に適しています。

どの方法を選ぶかは、自身の経歴やアピールポイント、応募先の求める情報に合わせて選択しましょう。重要なのは、自分の経験を明確かつわかりやすく伝えることです。

◆掛け持ちバイトをこれからする場合

現在アルバイトをしていているが、別の仕事を増やしたいと考えている方は、上記のように履歴書・職歴欄に記入しましょう。
なお、企業名の横に「アルバイト入社(在籍中)」のように記入したり、「現在に至る」と記入しても問題はありません。

履歴書・職歴欄にアルバイト歴も書こう!

アルバイト歴を履歴書・職歴欄に記入することは、空白期間を避けるためにも、自身の経験を示すためにも重要です。ただし、記入の際には基本的なルールとマナーに気を付けることが大切です。正確かつわかりやすく、誤った情報は記入しないように心掛けましょう。履歴書を通じて自分の価値と経験を効果的に伝えることが、採用担当者に好印象を与える重要なポイントです。

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